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2021年06月11日

おやつ企画の編集後記(総集編に替えて・前編)

6月の「おやつ企画」のまとめなのだが、今回も総集編というより、日記みたいな編集後記になる。つまりこぼれ話や舞台裏の話だ。まぁ企画人から見た経過レポートだが、今回も前編、後編の大作になってしまった(笑)。
話は1か月ほど前にさかのぼる。5月の中頃だったと思う。6月のお題(テーマ)を決めて、告知原稿を書き、それを常任幹事2人で再検討する。まぁいつもの手順なのだが、今回はなかなか着地しない。
そもそも僕たちの「再検討」は、たたき台を作って、つまりアイデアを告知原稿にまとめて、互いに「ケチをつける」ことを言う(笑)。告知原稿は一種の実行計画だから、みんなにどう伝わるかが大事だ。だから2人とも容赦ない。原稿にまとめるのは僕の役割なので、僕の場合は書いたやつを読み返して、自分で自分の企画にケチをつける。アイデア段階の意見交換は実に楽しいものだが、実施計画以降は苦しみ(笑)の連続だ。

今回は、写真が無くてもいけるテーマはないかな、そんなことから始まった。みんなの昔の思い出話はきっと楽しいだろうが、SNSで進めるのはなかなかの難問だ。おやつ企画?、なんだそれ、男性受けしないかもなぁ・・・。ケチをつけ始めるとキリがない。まぁあれこれグジグジ検討して、原稿(企画)を加筆修正して、最後は「とにかくやってみるか」とスタートする。「主役はみんな」だ。だから想定通りいかないことを、むしろ楽しむことにしよう。毎回、そんな言葉で着地する(笑)。
さて、スタート前になって、僕の「おやつのハナシ」を考えてみた。で、さっそく家の中の「おやつ」を探すことから始めた。定位置は台所のあの引き出しだ。煎餅とか柿ピー、チョコレート、チー鱈みたいなつまみ、とにかくたくさん出てきた。でもこんな写真じゃ、そそられないし、そもそも思い出もない。こんな在庫品の一斉セールのハナシじゃダメだと、僕の「思い出の品」を考えることからスタートした。そして、参加したみんなのハナシは、予想をはるかに超えて、色んな所へ転がっていった(笑)。
結論から言えば、とてもとても楽しい1週間になった。参加してくれた皆さん、ホントにありがとう。シリーズ初登場の人も増えて嬉しかった。

さて、本編の編集後記(前編)だ。例によって「毎日のできごと」をレポートしている。とはいえ、あの「コメントの嵐」をまとめる、なんて神業は無理だ。なにせ、コメントや写真の投稿数は200を超えている。
思い出のオムレット
スタートは土曜日だった。「写真は必要ありません、写真、写真と言うのは止めました。」そんなメッセージを入れて、企画を公式サイトにアップした。そしてSNSで告知を開始した。
言い出しっぺの第1弾は「オムレット」にした。僕にとっては大事な悪友との思い出の詰まった商品だった。もちろん言いたかったのは、皆んな一人一人の中にある「思い出の1品」の話題だ。もう3回目だから僕はもう慣れたが、スタートしてもなかなか投稿する人は現れない。だから、あぁやっぱり駄目か、などと失敗を覚悟したりする(笑)。初日の、しかも最初の投稿というものは、参加者にしてみれば抵抗感があるのだと思う。
午後遅くに、Aさんが同じオムレットの話題をLINEに返してくれた。おっしゃぁ、と喜んでいた。なかなか増えない投稿に、彼女が助け舟を出してくれた気もする。初日は、それだけで終了した。
個人的な話になるが、この日の夕方のこと、僕は激しい「歯の痛み」に襲われた。あまりの痛さに夕食も取れないほどだ。かつて歯医者からもらった鎮痛剤を引っ張り出して飲んだのだが、痛みは一晩中続いた。大事な「おやつウイーク」が始まったのに、おやつが食べれないなんて、不吉な出来事だなぁ、痛くて何度か夜中に目が覚めて、そんなことを考えていた(笑)。

ビーバー、ネジネジ、なんか
日曜日は「ビーバー」を投げてみた。ネジネジもそうだが、個人的には歯が痛くて今は食べれない。でも思い出いっぱいの「おやつ」だ(笑)。
この日はOさんの助け舟から始まった。その後はAさんの「ネジネジ」の思い出話や、「なんか」の話が紹介された。美川では「おやつ」のことをそう呼ぶらしい。みんなのハナシは、駄菓子屋のおかしや、松任のアイス、無くなった酒饅頭の店の思い出になっていく。投稿者はローカルな話題だと恐縮していたようだが、読んでる側はとても楽しい。こんな思い出話が欲しかったのだ。
さてどうでもいいのだが、僕の歯の痛みの話だ。朝になって痛みは幾分やわらいだのだが、鏡に映る「右のほっぺ」がぷっくり腫れている(笑)。大きな腫れの位置からすると、右下の奥歯あたりが患部のようだ。もう口を開けるのも痛くて辛い(笑)。もちろん、おやつどころか、硬いもの、というより「噛むこと」がダメなので、玉子かけご飯で朝を過ごし、チョコを舐めて昼を過ごし、夜はクタクタになった煮物あたりで我慢する、そんな日曜日だった。

チョコレートは友達
この日は、前日食べた唯一の甘味、つまり「チョコレート」でスタートした笑。みんな好きなはずだ、と思っていたが、ちょっと意外な展開になった。好きだけど、食べ過ぎないようにしているらしい。まぁ年齢からすると、そうなるのか。チョコレートの話だから、あわよくばバレンタインの話題にならないかなぁ、などと思っていたが、もちろんダメだった。チョコボールやバッカスの写真では、そうなるはずもないな(笑)。
ずいぶん前だけど、僕は健康の理由でダイエットに挑戦したことがある。仕事柄たくさん食べるので、体重は仕方ないと思ってた。でも手遅れになるとまずいと脅されたのだ(笑)。結局、ほぼ2年がかりで10キロ以上の減量に成功した。一番大変だったのは食事だった。壊すのも食事、健康にするのも食事だ。そんな毎日で、唯一の楽しみがチョコレートだった。まぁ接し方もあるのだろうが、僕の場合、チョコと体重に相関はなかった。むしろ「煎餅」系が敵だった。
だから今でもチョコは友達だ。いつも手元にあって、ポリポリ食べる。まぁ最近は高カカオってやつだけどね。珈琲のブラックと同じで、馴染むとほのかな甘みがクセになる。明治の「チョコレート効果」のキャラクターはあのガッキーなのだが、源ちゃんに持っていかれたので、お友達は断念するしかない(笑)。
ちなみに、予約で一杯の歯医者に、無理言って潜り込むことができた。レントゲンとか色々調べて、下の奥歯2本の根っこに、ひどい炎症があることが分かった。抗生物質と痛み止めでしのぐしかない。腫れはひどいままだ。(後編へ続く)

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